ろぽん日和

気ままに雑記ブログ

【書評】絶対幸せになる!家づくりの基本125

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 ろぽんでございます。

 いちばん最初に読んでおきたい家づくりの入門書というキャッチコピーが書かれた建築知識という雑誌で有名なエクスナレッジ出版の書籍です。

 その名の通り、家づくりに必要な知識を10章だてで125あげています。

 

 1章 ベストな依頼先

 2章 家づくりとお金

 3章 土地と法律

 4章 間取りのルール

 5章 省エネ設備

 6章 快適な建材

 7章 建物の安全性

 8章 契約書と設計図

 9章 工事の流れ

 10章 建てた後

 

 特徴としてはハウスメーカーや工務店の家づくりの流れだけではなく、建築家、プロデュース会社が介在した場合の流れも紹介してくれています。なので、こだわって家づくりをしたいけど、どういった順序を踏めばいいのか分からない方には基礎的な知識を学ぶことができます。

 また、家づくり打ち合わせシートなど、管理するために必要なツールも紹介しているので、自らそれにならって書き出すと、頭の中を整理することも可能です。

 

 家づくりは多額のお金が必要になり、総額がいくらになるかが分かりづらいという特徴があります。この本は資金計画から税金までしっかりと書かれており、家づくりの流れから必要なお金の項目も書かれているので分かりやすいです。

 土地についてもどういった特徴があるか図解いりでまとめられており、不動産会社の営業マンなどと話をする際に必要な基礎知識として役立つでしょう。

 家づくりといえば、間取りだと思うのですが、章ひとつ分まるまる使用して力を入れており、自分が望む間取りへの手助けになると思われます。設備や建材も基本的なところは紹介がされており、今後、家を建てる際のチェックに役立ちます。

 設計図もとりあげられており、一般の方が一番なじみのないところだと思うのですが、こちらも図解を入れ項目をたて、どの設計図でどこをチェックすればいいか触れられているので、分かりやすいですし、実際に活用しやすいものになっています。

 

 題名通り、この一冊で家づくりの基礎的な知識をえることができます。

 ただ、あくまで『基礎的』な『知識』なので、これを基本にして、より専門的な本をてにとってみたり、実際の工務店、ハウスメーカー、不動産会社との打ち合わせの経験が必要になってきます。

 あくまで知識となりますので、千日さんの『家を買うときに「お金を損したくない人」が読む本』のような、家づくりに対しての、具体的な心構えが書かれた本も一緒に読まれるべきでしょう。

 とにかく使える書籍ですので、これから家づくりを考えようとする人には図解入りの辞書がわりにちょうどいい一冊になりますのでおすすめですね。

 

 

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