ろぽん日和

気ままに雑記ブログ

【書評】Google Adsense マネタイズの教科書

 

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 ろぽんでございます。

 のんくら(早川修)/a-ki/石田健介/染谷昌利 共著のプロが教える10年先も安定して稼ぎ続ける本です。こういった本の装丁としては少し固い感じがしますが、その分、本文も真面目な形で、誠実さを醸し出しています。

 Google Adsenseを利用し始めた方も手に取れる内容になっていますが、ブログなどのサイト運営を経験された方のほうが読み応えのある中身になっています。

 この書籍を探すのに、近隣の本屋で売り切れが続出しており、苦労したのですが、読んで納得の出来の本です。一店舗ごとで置いていた冊数が希少で、必要としていた人間の手には掴み取られていたような印象さえしました。

 

 構成について

 CHAPTER_1 長期間アクセスが集まり続ける「テーマ」の選び方
 CHAPTER_2 アクセス数を安定させる「SEO戦略」
 CHAPTER_3 読者にも検索エンジンにも好まれる「サイト構築法」
 CHAPTER_4 稼ぎ続けるための「AdSense」の運用方法
 CHAPTER_5 「オーソリティーサイト」になって信頼と権威を積み重ねよう
 CHAPTER_6 10年先も安定して稼ぐために

 

 6部構成になっており、正直なところ、私のレベルだと全てを吸収できた訳ではないのですが、その中で記憶に印象深かったのは、アリフェイトサイトとの考え方が異なる事です。

 詳しくは本書に譲りますが、Google Adsenseのテーマの決め方や、オーソリティーサイトの考え方、どのようにマネタイズしていくか、の知恵を授けてくれる本です。表面上のお金稼ぎではなく、ビジネスのうえでも必要なことを誠実に教えてくれるような内容になっています。

 CHAPTR_4のように具体的に運用していく上でのAdsenseのまとめ方もわかりやすく、今後の展望も含めて勉強になるところです。特にインターネット広告にこれから馴染もうとする方は基礎的な学習になります。

 

 最後に

 私がこの本をとって、率直に感じたことは、もっと勉強しなくてはならないという事です。

 ブログ運営について、もっと考えなくてはならないという事、もっとやるべき伸びしろがたくさんあるという事です。

 はてなブログproになって一ヶ月たたない私に対して、一つの道を示してくれるような内容でした。

 こうすればいいというようなノウハウ本よりも、より実践的な気づきや考え方を根付かせようとしてくれます。なので、より知識と経験が増えれば、この本を読み返した際に得られるリターンは増えると認識しています。

 正直なところ、小説をメインとして取り扱った雑記ブロガーである私の進むべき方向とはずれがあるのですが、それでも学ぶべきところがたくさんあったので、純粋にGoogle Adsenseでマネタイズしたい方はもっと得られるものが豊富にある良書だと思います。