ろぽん日和

気ままに雑記ブログ

キャッシュレス社会を生きる~Amazon goの登場、中国のQRコードの実態、ロイヤルHDの実験~

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 ろぽんでございます。

 今回はお金についての話題で『キャッシュレス』を取り上げたいと思います。

 日本においても消費税10%に引き上げる際、クレジットカードやスマートフォンでのQRコードでのキャッシュレス決済をした場合、2%分をポイントで還元し、その分を政府が補助するという仕組みが導入される予定になっています。

 今、どういった取り組みが世界で、または国内の企業で行われているかみていきたいと思います。

 

 

Amazon goの登場

 Amazonが作った「レジ無し店舗」こと無人キャッシュレスの食品小売店です。

 2016年末に従業員用のベータ店がシアトルにでき、そのベータ版が外れたのが2018年の1月で一般開放されています。

 入場にはAmazonアカウントと、スマホにAmazon goのアプリをインストールしている必要があります。アプリには二次元バーコードが表示され、ゲートで認証をうけて入場する事になり、購入したものは退場した際にAmazonアカウントに登録されているクレジットカードに請求がいく仕組みになっています。

 コンビニに業態に近いですが、特徴的なのはレジを通る必要がありません。

 なので、お客は単純に店で買い物を選ぶ事にだけ没頭でき、レジ前のストレスを感じる必要はありません。

 天井にあるカメラやセンサーでお客の買い物状況を把握しているようです。

 無人店ではなく、品出しの店員はそれなりの数いるようです。

 Amazonは既に2号店、3号店をシアトルで開店させ、ニューヨークにも進出する予定で、2021年までには3000店舗ものAmazon goをオープンする計画を検討しているといいます。

 企業戦略の規模が桁違いであり、本来なら率先的にそのことを導入しないといけないセブンイレブンなどの企業よりも早い動きをとっています。日本国内でもレジなしコンビニの開発を行っているようですが、実店舗の運営が急がれます。

 

中国のQRコードの実態

 中国はここ十数年、大規模な都市開発が進んでいます。その際、政府が率先してキャッシュレス化を推し進め、現在では一日5兆円規模の決済が行われています。スーパーなどの大型店だけでなく、露天やタクシーにもキャッシュレス化が浸透しており、QRコードを主体としたモバイル決済が当たり前となっています。

 モバイル決済が当然となり、偽札の横行が減少し、またクレジットカード決済とは異なり店舗導入の費用は0.6%未満と格安で大きなメリットがあります。

 ただ、偽札もそうですが、どうしてもモラルやリテラシーがつきまといます。

 中国では今、QRコードの詐欺事件が頻発しています。

 シェアサイクルが中国全土ではやった際には、窃盗団が何百枚もの偽QRコードを貼り出して、荒稼ぎしたそうです。それ以外にも露店や小売に偽のQRコードを貼り出して、個人情報を盗みアリペイのウォレットから数十万円引き抜かれるようなことが頻発しています。

 ちなみにアリペイというのは中国のアリババグループが運営している世界最大の第三者決済会社です。約款上は、上記のような例で、個人情報とお金を盗み取られてもアリペイ側は金銭の保証は行わないそうです。

 また、中国メーカーのスマホは故障率も高く、なかなかセキュリティー面でも不安を抱えています。

 

ロイヤルHDの実験

 別の記事でも紹介したロイヤルホストを運営しているロイヤルHDが2017年11月、現金お断りの店『GATHERING TABLE PANTRY(ギャザリング テーブル パントリー)』をオープンしました。

 キャッシュレスの看板を掲げ、決済方法はクレジットカード、電子マネー、QRコードと豊富にとりそろえているそうです。

 注文方法はiPadをもちいて、タブレット端末からでき、支払いについてもタブレット上で完結できる仕組みになっており、ホールの仕事が大幅に削減されています。店員を呼びたい時にもタブレット上で指示できるようです。

 この店舗の狙いは、店舗運営における生産性の向上を目的としています。

 たとえばレジ締め業務がなくなり、売上管理業務が縮小され店長は接客業務などに力をいれる事ができます。ちなみに決済方法についてはクレジットカードが一番利用率が高く、次いで電子マネー、もっとも低いのがQRコードで全体の1割程度のようです。

 ロイヤルホストの売上の8割は現金なので、全店に対しキャッシュレス化を行う予定はないようで、逆にギャザリング テーブル パントリーで現金を取り扱う事もしません。生産性の向上という目的に反する事になるからです。

 2号店も計画されており、キッチンをオープンにする予定だそうです。

 冷凍品をテクノロージーの力でいかにおいしく調理するかを見せて宣伝し、テイクアウトにも力を入れていくようです。

 

最後に

 日本は現金社会ですし、私もそれに慣れ親しんでいます。けれど、世界ではあっというまにキャッシュレスと利便性をつなげ、よりよいサービスを提供しようとしています。ほんの十数年前まではネットや通信販売での購入はマイナーな買い物の仕方でしたが、Amazonや楽天の台頭により、今ではなくてはならないものになっています。

 特に若い世代は順応性が高く、よりそういった利便性が高いサービスを選択していきます。少子高齢化社会の日本といえど、モバイル端末を当たり前のものとして使用する人口は年々増加傾向にあるので、いずれその波にのまれていくのではないでしょうか。

 ただ、そのタイミングが世界よりも遅く、かつて携帯電話がガラパコス化がおこり、スマホ製造に乗り遅れた家電メーカーが衰退していったように、日本の産業に打撃を与えないか危惧しています。

 かつては国内では日本企業の製品、サービスがほとんどでしたが、それが年を追うごとに一つ二つと産業が剥がれ落ちていっている印象を受けます。

 海外製品やサービスが駄目だといいたいわけではなく、いいものは使えばいいのですが、相対的に日本企業の開発力が弱くなっているような気がしてならないです。

 年始の番組でやっていたのですが、コストパフォーマンスを声高に叫ぶようになりだしてから近視眼的に物事を判断するようになって、おかしくなってきている気がしてならないです。

 長期的観測に基づいて、どのようにモノやサービスを提供するかを考えられる世の中であってほしいと願っています。

 個人的にそれが出来ている企業は任天堂だと思っているのですが、そういった企業が新しく出てくれば日本の将来も明るくなるのではないかと思っています。

 

 合わせてお読みください。

www.roponbiyori.com

『ドキュメント72時間 年末2018』は場所に集う人々の人生に心を打つ。

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 年末恒例となっている『ドキュメント72時間 年末2018』年内に放送されたドキュメントの中から視聴者がもう一度視たいドキュメントを選ぶトップランキング10。

 出演者は吹石一恵、山田五郎、鈴木おさむが司会を務めます。

 一つの場所を軸に72時間取り続け、そこに集う人々の人間模様を描くという番組です。

www.nhk.or.jp

 

 

 

ランキング結果は以下の通り。

10位:大空に飛行機を見上げて
9位:海上保安学校 青春グラフィティ
8位:百貨店 化粧品フロアの女たち
7位:命を運ぶ 大病院の引っ越し
6位: 秋田“いのちの温泉”に集う人々
5位:津軽海峡 年越しフェリー
4位:大阪・西成 24時間夫婦食堂
3位:さよなら!私の愛した百貨店
2位:日本ダービー大行列
1位:伝説のゲーセン 大人たちの闘い

 

 それぞれ一般人の皆さんの人生の日常を切り取って、その場所での思い出や今までの人生に思いを馳せたり、死生観を語ったり、本当に濃い番組です。

 なんでしょうね。

 芸能人が出演していたら出せない味があります。

 

『大阪・西成24時間夫婦食堂』

 特に濃かったのが『大阪・西成24時間夫婦食堂』ですね。

 お客さんの常備薬を預かっていたり、愛媛からやってきた元漁師のお母さんのような役割を果たしたり、恋人が飛び降りた現場に居合わせた女性との話や、年金生活者と生活保護のおじいさん達の絡み合いや全部が濃いです。

 人生の苦渋が滲んでいて、それをこの夫婦食堂で洗い流している様が印象的でした。

 

『秋田“いのちの温泉”に集う人々』 

 『秋田“いのちの温泉”に集う人々』では余命幾ばくもない人々が出てきます。がん患者が多いのですが、それぞれの人生に向き合い、この場所で治癒を求め、あるいは少しでも寿命が延びる事を願い、生きるためにそれぞれの思いで集まってきています。

 その表情や言葉の端はしにみえる気持ちの片りんは人生をどう生きるかを考えさせられます。

 

『さよなら!私の愛した百貨店』

 『さよなら!私の愛した百貨店』は名古屋の老舗百貨店の閉店の三日間をドキュメントしているのですが、従業員側の視点、常連客の視点で交差して、何十年という思いの積み重ねが切ないです。

 また、こういった老舗小売業の閉店は他人事ではなく、今や日本のどこでも起こりうる事で、まるで自分たちの事のように置き換えられ、共感されます。

 

『伝説のゲーセン 大人たちの戦い』

 『伝説のゲーセン 大人たちの戦い』では子ども時代からゲームが好きでたまらかった大人たちがたくさん出てきます。だから他のドキュメントより、まだ少年少女性をその目に宿しており、今でも子ども時代大事だったものを大切に心の中にもっています。

 その楽しみ方がこのゲーセンで実践されており、どこまでも真剣で、大人になってそういう表情を仕事以外でする事ってなかなかないので、ちょっと羨ましくなったりするんじゃないでしょうか。

 

最後に

 やっぱりその場所ごとに集まっている人たちが様々で、人生も様々で面白いです。また時間を72時間と決められているので、ちょうどいい塩梅です。

 1ドキュメント30分程に編集されており、色濃いです。

 たまに見る番組としては面白く、年末のまとめはその中でも珠玉のドキュメントをみれるので、楽しいですよ。

感動を呼びこむ音楽漫画5選~人生を織り成す物語~

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 ろぽんでございます。

 今回は漫画を取りあげさせてもらいます。

 今まで読んだことのある音楽漫画の中でも、登場人物の人生や生き様が音楽で表現されている漫画を選ばせて頂きました。多くの読者を感動させる力を持っている漫画だと思うので紹介させて頂きますね。

 

 

 

『男同士の友情が切なく恋模様も描かれる』坂道のアポロン

 1966年長崎県佐世保を舞台に当時の空気を見事に描く、青春ジャズ漫画です。

 金持ちの父親の仕事の都合で佐世保へ引っ越した秀才の薫は高校にも馴染めず、鬱屈とした日々を過ごします。そんな中、屋上で学校一番の不良と評判の貧乏な千太郎と遭遇する。金持ちで秀才と貧乏で不良というまったく性質の違う二人がジャズで繋がっていきます。

 薫はピアノを。

 千太郎はドラムを。

 千太郎の幼馴染である律子との恋愛をからめながら、お互いの人生に対する息苦しさを描き、それがジャズにのって昇華されていきます。

 物語の行きつく先はぜひ、漫画を手にとって確認して頂きたいのですが、とにかく心理描写が丁寧で心を打ちます。

 この作品はアニメ化、映画化もされており、特にアニメに関してはノイタミナ枠で完成度が高く、ジャズ描写に力が入っており、ぬるぬる動きます。音楽も菅野よう子が担当しており、OPはYUKI、EDは秦基博という豪華布陣です。

 

 

 

 

『心が痛く切ない、けれどその胸のうちは温かい』四月は君の嘘

 幼少期から音楽コンクール優勝を総なめにしてきた天才少年ピアニスト有馬公正。今は亡き母の亡霊という『ピアノの音が聞こえない』傷を抱え、中学生になった今ではピアノから遠ざかった一少年。その有馬を心配する女子ソフトボール部に所属する幼馴染の沢部椿とサッカー部部長で女子にもてる渡亮太。停滞する時間の中で、ヴァイオリニスト宮園かをりと運命的出会いを果たします。

 ピアノへと向かう絶望の中、幾度も心を折りそうになりながら、かをりという存在が力強く音楽の世界への回帰へと導いてくれます。そんなかをりに恋心を抱きますが、かをりの想い人は渡で、幼馴染の椿は有馬への恋心に気づいていきます。複雑な恋模様を描きながら、朗らかでどこかミステリアスなかをりの秘密が解き明かされていく。

 その中で有馬がピアニストとして音楽を取り戻し、悲壮なほどにその想いを音色に表現していく。どこか切なくノスタルジックな物語で、最後まで読むと心にとても温かく切ないものを残す良作です。

 こちらの作品もアニメ化、映画化されています。アニメは坂道のアポロンと同様、ノイタミナ枠で完成度が高く、漫画の最後までをその雰囲気をしっかりと描き切っています。OPとEDも力が入っており、しっかりと作品世界を表現されています。

 

 

 

 

 『とにかく熱い!生き様を音にのせて人生を往く』ブルージャイアント

 仙台に住む誰に対しても実直なバスケ部に所属する宮本大。中学のある日、はじめてライブハウスで目にしたジャズに雷に打たれたような衝撃を受けます。『世界一のサックスプレーヤー』になるというおおよそ子どもが持つような理想を本気で自分自身に課して、高校三年生になった大は毎日、河原でサックスを吹きます。それこそ雨の日も雪の日も、唇が剥けて血が滲もうと。

 自らの可能性を心から信じ、その思いに行動で殉じています。

 作中、大がサックスを吹く場面では、だからこそ音の大きさや、息苦しさ、「俺はここにいるぞ」という存在感の大きさを感じます。

 主人公以外の登場人物も魅力的で、大の兄がサックスを大に買い与えるシーンに心がジーンとします。こんな兄弟関係、兄貴に対して全幅の信頼を寄せてちまうに違いない。

 色々な事が簡単には進まず、困難が続くし、高校を卒業して、東京でバンドを組んでも貧乏と障害が続きますが、その中でもジャズに、自分の可能性に、殉じていく姿は胸を打ちます。とにかく演奏シーンの熱さはピカ一です。

 それぞれのキャラクターの生き様が演奏の激しさに表現されています。

 ちなみにブルージャイアントは完結されており、続編のドイツを舞台としたブルージャイアントシュプリームを連載中です。

 

 

 

『シュールな人々が音楽の中で人生を躍らせる』のだめカンタービレ

 天才だけど自由きまますぎるピアニストのだめの奇行に振り回される、天才だけど弱虫で自信家、飛行機に対してトラウマをもつ千秋が織り成すコメディー音楽漫画。登場するキャラクターがみんなコミカルで笑いを誘います。

 それだけで終わらずのだめも千秋も成長していき、まわりの登場人物もそれぞれの人生を歩んでいきます。成長に伴う障害を重くは描かず、どこかポップに表現されていて、とても読後感のいい作品です。

 のだめと千秋の関係にやきもきされたり、音楽に対する向き合い方の変化に感動したり、色々な読み応えがあります。 

 今回、紹介する中で断トツで知名度の高い作品ですね。アニメ化、ドラマ化、映画化がされており、広く一般の視聴者にも行き届いた、世代、性別の幅が一番広い作品ではないでしょうか。

 音楽漫画といえばのだめカンタービレを思い浮かべる人が多いかもしれません。

 それだけエンターテイメント性が高く、魅力的な作品だという事ですね。

 

 

 

 

 『余命一年未満、ギターをかき鳴らすしびれたブルース』シオリエクスペリエンス

 ろくに人に名前を覚えられない地味先こと英語教師、本田紫織。自分の思っている事をろくに人に伝える事ができない。家では兄が音楽で残した多額の借金で父親が苦労しているため、高校時代から好きだったギターに触れない詩織。

 平凡な人生を生きようとする紫織だったが、ひょんなことからジミ・ヘンドリクスに憑りつかれ、三年生を送る会でヘンドリクスに憑依――『Jack in』され派手にギターをかき鳴らしてしまう。

 本当に自分がやりたかったことに気づかされますが、それがきっかけでヘンドリクスから死神に等しい宣告を受ける。

 「27歳が終わるその日まにで伝説を作らなければ死ぬ」

 既に27歳の誕生日を迎えた紫織はそこから苦労して軽音楽部を立ち上げ、山場での演奏で土壇場をひっくり返していくのですが、そのシーンがしびれます。

 まさにブルース『魂の叫び』です。

 絵の臨場感もたまらなくて必見です。

 この作品は他の紹介した漫画の中で一番、知名度が低い。

 しかしその潜在的な面白さは他のメジャー作品にひけをとらない隠れた名作です。

 今回紹介した漫画のなかで一番すすめたい、これを機会にぜひ一度読んでもらいたい作品ですね。

 

 

最後に

  いかがでしたでしょうか。

 どの作品にもいえる事ですが、漫画でありながら音楽がまさに聞こえてくるような緊迫感がありますし、素晴らしい演奏を聴いた後の感動を再現するような説得力があります。

 どの作品もおすすめですので、ぜひ一度ご覧になって下さい。

 

2018年12月を振り返って

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 ろぽんでございます。

 今年も今日で終わりですね。

 時間がたつのははやいものです。

 今日は12月の振り返りを行いたいと思います。

 

 12月の記事の種類について

 なんとか毎日記事を書く事ができました。とりあえず100記事までは毎日書くようにしたいですね。今月はグルメ記事をよく書きましたね。まだまだ弱小ですけど、11月よりはアクセス数も伸びたので、皆さんのおかげです。

  • グルメと写真  10本
  • 旅と写真      1本
  • 書評         11本
  • 小説        4本
  • テレビ番組     1本
  • ブログ運営     4本

 

 グルメと写真

 スマニュー砲に何故か被弾した記事がありました。

 どこに掲載されたのかは発見できませんでしたが……。

 あとは、はてなブログのトップ記事のカテゴリーに掲載された記事もあったので、アクセスについてはグルメと写真の記事が多かったですね。

 

 スマニュー砲に着弾した記事。

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 はてなブログのトップのカテゴリーに掲載された記事。

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 スマニュー砲は普段のアクセス数+αくらいで、驚くほど伸びた感じではないです。はてなブログのトップのカテゴリーにのった記事はアクセスが集まりました。特にはてなブックマークも伸びた『ファミリーレストランで美味しいパフェを食べるならロイヤルホスト。』は12月の記事の中で一番、アクセスを集めました。

 なぜハズッたのかは正直、分からないです。

 

 書評

 12月も書評記事を一番書いていますね。やっぱり自分は本が好きなんだなと思います。小説を最近読めていないので、もう少し読みたいですね。面白い本が多いのに読むペースがおいつていない感じです。

 

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 アクセス数トップ3の書評記事です。

 ドキュメンタリー、小説、how to本とばらばらですね。

 それぞれ思い入れがありますが、数少ない小説がランキングされているのがありがたいですね。雑記ブログですが、小説を書いていきたいという思いもあるので。

 

 小説

 ショートショートを4本なんとか書いた感じです。シリーズ物の構想を練らなければならず、来年のいずれかの時期には連載したいです。カクヨムなんかと連動するかもしれませんね。後はブログとは関係ないですが、新人賞用の長編小説をチャレンジできればと思います。そこまで余力があるか分かりませんが……。

 今の段階だと願望ですね(弱気)。

 

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 小説の記事の中では一番アクセスを集められた記事です。いい意味で一番無難にかけた話かなと思います。大人の中にいる少年を表現するのに四苦八苦しました。

 

 テレビ番組

 一本だけですが、このM-1の記事は力をいれて書きました。お笑い芸人って、やっぱりすごいし、漫才って進歩しているんだなと思うと、私もがんばらないと、元気と勇気をもらった感じだったので、エールを送りたかったんですね。

 

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 最後に

 11月の振り返りであげていた住宅記事も書いていきたいのですが、少し時間がかかりそうです。100記事までは毎日書き上げますが、そこからはペースを落とすかもしれません。

 ただブログには愛着があるので、継続的には記事をあげていきたいと思っています。せっかくできた皆さんとの繋がりは続けていきたいですからね。

 それでは来年もよろしくお願いします。

人間の限界を考えさせられる書籍3選

 

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 ろぽんでございます。

 書評も2018年12月30日現在、24記事となりました。

 その中でこの人すごいな。この状況でここまで出来るんだ。

 人間ってこれだけの可能性があるんだ。

 一見して超人のようにはみえない人たちだからこそ、そう思わされました。

 自分の限界のその先へとすすもうとする人たちへと畏敬の念をこめて、今回、人間の限界を考えさせられる3冊の本の紹介をさせて頂きます。

 

 

 

『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』

 絶対に倒産するというオンデーズを再生する実話録です。

 田中社長とCFO奥野を中心にまわりの社員を巻き込みながら、七転八倒する話です。財務状況が最悪なので、常に金欠状態の中、いかに人が無理といわれる状況からいくつもの山を超えて、オンデーズの多額の借金を返済し、企業規模を拡大していくお話です。

 そこでうまれるドラマと常にギリギリの状況の中それを克服していく様は痛快ですね。

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『奇跡の脳 脳科学者の脳が壊れたとき』

 TEDで有名なジル・ボルト・テイラーが脳卒中となった当時のことと、リハビリ、その後について書かれた本です。人間の脳の可能性について、考えさせられる本でもあります。またジルとGGことお母さんとの長い闘病生活の取り組みも、ひとつひとつ今の自分の限界を超えていく、新たな自分として生まれ変わっていく姿が胸を打ちます。

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『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』

 肺カルチノイドという難病にかかり、自ら死ぬ事に向かって、できる限りのことを文字通り死力を尽くした姿が記録された本です。

 人間は衰弱しながらも、ここまで日々を懸命に生き、自分がいない未来へと向かっても現在を生きれるのかと、眩しいものをみた感じになります。

 生き方について考えさせられますし、人の笑顔の奥に秘められた思いについて、たくさんの事を考えさせられます。

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最後に

 人間って追い詰められた時にその真価を発揮するものだと思います。

 この三者三様の生き様なのですが、みんな前のめりなんですよね。

 遠い未来についての思いも持っているのですが、それ以上に日々を必死に生きています。長く生きる人も短く生きる人も等しく今を懸命に生きています。

 日々の生き方が人間の限界を超える突破口になるんだろうなと思います。

 まずなにより今をちゃんと生きることが大事で、日々感じていることを素直に受け止める事です。

 前進できない日もあるし、ただ耐えなければならない日もあるし、時には後退することもあるでしょう。それでも日々をしっかりと、この与えられた一日を生きる事が大事なんだなと勉強させられます。

 もう一度書きますが、長く生きようが短く生きようが、今日という日を懸命に生きる。今日生きるという事象については等しく同じですからね。

 与えらた運命みたいなものは人によって違いますが、そのそれぞれの運命に対して、しっかりと向き合う事、しっかりとその日一日を生きる事。それができる人はどういう状況でも成長するんだなと思っています。

 偉そうなことをいっていますが、私自身、なかなかそうあるのは難しいです。

 ただ、私も日々そうありたいと努めています。

 

神戸の隠れ家的お店とんかつとかつ丼がおいしい播磨

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 ろぽんでございます。

 今回はとんかつとかつ丼がおいしい播磨の紹介です。

 JR垂水駅徒歩圏内でありながら、この場所にお店があることをほとんど知らないんじゃないかと思えるくらい細い路地を入ったところでひっそりと営業されています。

 店内もカウンター席しかなくて、年配の店主との距離が近く、常連客のおじさんがお酒を飲みながら、ゆっくりご飯を食べている印象ですね。夜は一品料理もあり、ここで出てくる焼き魚は最高に美味しいです。

 

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 いつも細い路地からみえるこの看板が出ていると営業しているんだなと確認している感じですね。神戸でかつ丼といえば吉兵衛さんや七兵衛さんが有名ですが、私の中ではかつ丼といえば播磨ですね。

 あと、とんかつはチェーン店でも十分おいしいんですけど、ここの豚が本当においしくて、ベテランの店主の揚げ具合が最高にベストなタイミングなので、いつもとんかつが食べたくなると通っています。

 

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 これが播磨のかつ丼です。まず、とんかつが肉厚で美味しいのと、ねぎも甘くていい感じで、卵の半熟を割って混ぜると、いい調和になります。甘いみりんの味付けも絶妙なので、すぐに口の中へと、かきこんでしまいます。

 ちょっとお高めで900円しますが、その分十分な味を提供してくれます。

 

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 とんかつはロースとヒレの2種類があり、写真のものはロースですね。

 赤だしとお新香、御飯がついています。

 この衣しっかりと肉についてきて、半分だけ食べても崩れません。

 肉厚はかなりのものですが、とても柔らかく、歯をあてるとすぐにかみきれ、口の中に豚肉特有の甘味が広がります。

 口直しの赤だしは濃い目で、ごろごろと人参と大根などの大きめの野菜が入っており、食べ応え十分です。お新香も白菜ときゅうりがあっさりしており、とんかつの箸休めとしては文句なしです。

 お値段はロース、ヒレともに1,600円です。

 

 常連さんご用達のお店で、年配の店主も寡黙なので、ひとりでだと少し行き辛いかもしれませんが、味は確かなお店なので、機会があれば是非お立ち寄りください。

 お昼も営業しており、かつ丼、とんかつともに注文可能です。

 

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