ろぽん日和

気ままに雑記ブログ

【書評】家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本

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 ろぽんでございます。

 私事ですが、実は去年、家を建てまして、その時に【住宅】というものについて自分なりに色々勉強させてもらいました。
 その中で、住宅ローンを勉強する際に千日さん(id:sennich)のブログを拝見し、大変参考にさせて頂きました。他のどんな本、サイトより前提条件がしっかりしており、その上で、明確な数字を示されながら、個別事案に則った住宅ローンの提案を行っており、納得のいく住宅ローンの選択ができました。千日さんにはこの場を借りて御礼申し上げます。
 その内、私の住宅購入の記事をまとめようと思っておりますので、その際に住宅ローンをどのように選択していったかも具体的に書かせて頂く予定です。

 

 

はじめに


 さて、本題である千日さんの処女出版作品、『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』なのですが、本当によくまとめられており、この1冊で家を買うさいの心強い味方になってくれる良書になっています。
 個人的に印象に残ったところを紹介させていただく形となりますので、どうぞご覧になって下さい。

 

家を買うというのはどういう事なのか?


 冒頭では心構えから書かれています。
 お金で損をしないと書きながら、いきなり数字の話を行うのではなく、前提条件である 一体、家を買うというのはどういう事なのかというのを読者に問い直しているんですね。
 不動産会社の営業マンは百戦錬磨で、こちらは初心者であるという事、けれどもお互い取引相手であるという事を説かれています。余談ですが、人生という大きなイベント事の際、こういったシチュエーションに陥る事が多いです。就職だったり、結婚式だったり、相手のほうが知識と経験に格別の格差があります。でも取引相手なんだから、絶対ではなという事に変わりなく、断ったり、交渉したりする権利もこちらが有している事を忘れては駄目なんですよね。千日さんの本でもその様な気づきを与えてもらえます。
 他の住宅アドバイザーの方の記事とは、この辺りが明確に違うところで、そういった気づきを与えてもらってから具体的な知識や数値に落とし込んでもらえるので、理解度が高まります。

 

無理なく完済できる住宅ローン4つのルール


 ①手取り月収の4割以下でボーナス払いなし
 ②元利均等返済方式
 ③シミュレーション金利は固定金利
 ④定年時のローン残高は1000万円以下
この4つのルールは全て公認会計士である住宅ローン相談のプロ千日さんによって裏付けされたルールになっています。具体的な理由は本書に譲るとして、その内容には納得を得るに十分な根拠が記されています。特に他の住宅アドバイザーでも触れられるボーナス払いなしの理由については納得させれました。

住宅ローンの仕組みと種類


私が千日さんのサイトでお世話になった部分でございます。
いや、本になった事によってより読みやすくまとめられており、変動金利、固定金利、当初固定金利、フラット35の仕組みや借りるべき人物の条件をつぶさに簡潔に書かれており、分かりやすいのに情報量が濃密です。
 あとは団信や疾病保障特約、火災、地震保険などもまとめられており必読です。

 

最後に


 どうでしょうか少しでもこれからマンションや戸建を購入しようとする方に魅力が伝わっていれば幸いでございます。
 後はこの本のパフォーマンスを高める方法としては、読了後、本書にも掲載のあった住宅ローン無料相談ドットコムに訪れ、豊富な事例から自分の状況と照らし合わせた記事を参考に理解を深める事も出来ます。

jutakuloan-muryousoudan.com


 また、そのサイト内には年齢/年収別に最新の住宅ローン商品も紹介されているので一読あれです!

jutakuloan-muryousoudan.com